「学びのポイントラリー」とはどのようなものかを、ここでは紹介します。 |
学びのポイントラリー 学びのポイントラリーの名称およびロゴマークは、標章登録されています。 |
「学びのポイントラリー」とは |
「学びのポイントラリー」とは
子どもたちが「社会の中で自立して豊かに生きていく力」をつけるためには、 学校教育、家庭教育、民間教育(塾、習い事など)だけでは、十分とは言えません。 地域の中で、社会のさまざまな人たちと関わりながら学ぶ機会が必要です。 また、学校週五日制が実施されて、土曜日や長期休暇には、 地域にも充実した学びの場が求められています。
そこで地域の学び推進機構(以下、機構)は、地域教育を活性化するために、 「学びのポイントラリー」制度を提案し、各地域でその実現を目指しています。 自治体、市民団体、 NPO、民間企業、大学などが地域で実施している 子どものための教育プログラムがたくさんあります。 それらを登録して学校などを通じて子どもたちに紹介し、 ポイントラリーのように、多様なプログラムへの参加を促すのがこの制度です。
2005年度に東京都ではじまり、登録団体数・プログラム数ともに増えています。 さらには、奈良、京都、岡山など他地域にも広がりをみせています。
「学びのポイントラリー」のしくみ
@プログラム実施団体は、自治体、市民団体、NPO、民間企業、大学、地域の施設などです。
A機構がプログラムをリストに登録します。これらは機構のホームページで見ることができます。
B子どもたちは、放課後、休日、長期休暇などに、プログラムを選択して参加します。参加するとポイントカードにスタンプが押されます。
C40ポイントごとに機構に申請すると認定証が発行されます。
プログラムの種類とポイント数
プログラムに参加するともらえるポイント
小中学生対象のプログラムと、高校生対象のプログラムがあります。
プログラムの分野は、下記の4領域とします。
A) 教科学習に関するもの(学校の授業の補充・発展)
B) 文化・スポーツに関するもの
C) 市民生活、社会参加に関するもの(ボランティア活動を含む)
D) 職業理解、職業体験、職業選択などに関するもの
1日あたり
1時間以上2時間未満・・・1ポイント
2時間以上4時間未満・・・2ポイント
4時間以上 ・・・・・・・3ポイント
各分野をバランスよく、年間40ポイント取ることを促します。ポイントは年度を越えても有効です。
作文を書いて送るともらえるポイント
プログラムに参加したときの体験記や、
「学びのポイントラリー」についての小論文を機構本部に送るとポイントがもらえます。
参加体験記 個々のプログラムに参加したときの体験についての作文。参加したプログラムと同じ種類を1ポイント。
小論文 「学びのポイントラリー」全体についての意見や感想をまとめたもの。教科を2ポイント。
作文の標準的な字数は、次の表のとおりです。
小学生 | 中学生 | 高校生 | |||
低学年 | 中学年 | 高学年 | |||
参加体験記 | 200 | 300 | 400 | 600 | 800 |
小論文 | 400 | 600 | 800 | 1200 | 1600 |
作文は、年間を通じて随時受け付けます。提出先は、機構事務局です。作文は、原則として手書きとし、返信用の切手を同封のうえ郵送してください(Eメールでは受け付けません)。
ポイントは、シールを返送しますので、自分でポイントカードに貼ってください。
なお、送られた作文は、機構側で、「学びのポイントラリー」の紹介・広報に用いることがありますのでご了解ください。また、優秀な作品に対しては表彰します。
プログラム運営の手伝いをするともらえるポイント
中学生や高校生が、ポイントラリーのプログラムの実施や運営に
ボランティアとして参加すると、活動時間に応じてポイントがもらえます。
ボランティアポイント・・・市民のポイントを活動時間に応じた数。
ポイントの取得と認定証
参加したいプログラムを選びます
機構のブログに載っているプログラム一覧から、参加したいプログラムをえらびます。
日時や場所を、あらかじめ確認しておきましょう。
プログラムに参加します
当日、プログラムに参加します。ポイントカードを持っていき、スタンプを押してもらいましょう。
参加記録をつけます
ポイントシートに参加記録をつけます。 用紙は機構のホームページからダウンロードできます。 この用紙は、認定証の裏面に学習の記録として印刷されるので、きれいに書きましょう。
認定証を申請します
なお、2016年度より、 「40ポイントのうち、同じジャンル(色)は35ポイント以内とする」 というルールができましたので、
ご注意ください(「お知らせ」参照)。
40ポイントたまったら、 ポイントカードとポイントシートを機構に送ってください。 認定証が発行されます。 書類の書き方の詳細は「認定証申請手続き」をごらんください
参加している地域
現在 「学びのポイントラリー」 には、次の地域が参加しています。東京都 | 文京区 江東区 台東区 渋谷区 小金井 立川 |
奈良県 | 奈良市 |
京都府 | 相楽郡広域連合(笠置町 和束町 南山城村) |
岡山県 | 井原市 美咲町 矢掛町 |
岩手県 | 葛巻町 |
後援・協賛団体
後援
文京区教育委員会、奈良市教育委員会、(財)パナソニック教育財団、(財)中央教育研究所、(財)文京アカデミー、(財)福武教育文化振興財団,、(株)ベネッセ・コーポレーション、(株)凸版印刷
協賛
キッズベースキャンプ
「学びのポイントラリー」は、(財)パナソニック教育財団、(財)福武教育文化振興財団から研究助成を受けています。